記:鍼灸師 石原綾 | 八幡山 七宝庵
1年で最も昼が長い、大きなエネルギーの節目
夏至(げし)は、1年のなかで最も昼の時間が長く、太陽の光がピークに達する日です。
東洋医学のベースにある東洋哲学では、この日を「活動的な季節のピークであり、ここからは少しずつ静かな季節へと向かっていく、年間で最大の折り返し地点」と捉えます。自然界のエネルギーが一番大きく揺れ動くタイミングです。
「夏至だるさ」は、身体が自然に合わせようとしている証拠
この夏至の前後になると、原因のわからない強いだるさ、寝不足、頭の重さ、あるいは気分の浮き沈みを感じる人が増えます。これは決して体力が落ちたわけでも、怠けているわけでもありません。
「変化=自然」という言葉の通り、外側の大きな変化に対して、自然の一部である人間の身体が一生懸命に適応しようと、内側を調整している正常な反応です。
無理に動かさず、静かに次の季節へ備える
季節のエネルギーが大きく切り替わるこの時期は、車で言えば急ブレーキを踏んでギアを切り替えるような、身体にとって大きな負担がかかる瞬間です。
そのため、いつも通りにアクティブに動こうと無理をする必要はありません。むしろ、この変化の波を否定せず、「今は身体が次の季節に向けてシフトチェンジしている最中なんだな」と受け入れることが大切です。
京王線・八幡山駅ある七宝庵では、この夏至という大きな転換期において、乱れがちな内側のバランスを整える手助けをしています。その日、その瞬間のあなたの状態に合わせたオーダーメイドの鍼灸(しんきゅう)を通して、過剰に高ぶった心身を宥め、スムーズに次の季節へ移行できるよう、心地よい巡りを取り戻すお手伝いをさせていただきます。

