「気にしすぎ」は、性格ではなく身体のサイン

記:鍼灸師 石原綾 | 八幡山 七宝庵

「あのとき、変なことを言ってしまったかも」「相手を不快にさせていないだろうか」と、家に帰ってから一人でぐるぐると考え込んでしまう。そんな「気にしすぎ」な自分に対して、「どうして私はこんなにメンタルが弱いのだろう」と責めてしまう人は少なくありません。

しかし、東洋医学では、こうした繊細すぎる心の揺らぎを、性格のせいにはしません。それも、身体のバランスが崩れていることを知らせる立派な「症状」の一つなのです。

東洋医学では、私たちの心と身体を巡るエネルギーを「気(き)」と呼びます。この気がサラサラと途切れなく流れているときは、心も穏やかでいられます。

しかし、過度なストレスや疲労、寝不足などが重なると、気の流れがギュッと滞ってしまいます。エネルギーが一箇所に渋滞すると、脳が「異常事態だ」と勘違いし、周囲の環境や他人の顔色を過剰にパトロールし始めてしまうのです。

あなたが気にしすぎているのではなく、身体が詰まっているから、気になってしまうのです。

「もっとポジティブになろう」「強いメンタルを持とう」と、無理に心を鍛える必要はありません。大切なのは、渋滞してしまった気の流れをお掃除して、元の巡りに戻してあげることです。

深呼吸をする、スマホを置いて早く寝る、香りの良いお茶を飲む。そんな小さな「引き算」が、詰まりを流すきっかけになります。

自分では流しきれない心の重みを感じるときは、どうぞ七宝庵の鍼灸を頼ってください。滞った場所にそっと窓を開け、再び心地よい風を通すお手伝いをさせていただきます。

内容: 東洋の考え方に基づく鍼灸施術(自費診療)を行っています。

費用目安: 5,500円(税込)/30分(初回のみ60分頂戴しています)

主なリスク: 施術後に一時的なだるさや、稀に微小な内出血が生じることがありますが、通常は数日で治まります。